あ 浅間のいたずら 鬼の押し出し 軽井沢を経由します

あ 浅間のいたずら 鬼の押し出し 軽井沢を経由して行きます

上毛かるたには

あさまのいたずら おにのおしだし

と、読まれています。

 

鬼押し出し
2018年6月撮影

 

 

浅間山が大噴火したのは天明3(1783)年でした。

 

浅間山は標高2,568mで、群馬県と長野県の県境に位置しています。現在でもときどき噴煙を上げている活火山です。我が家(富岡市)でも地面を30cm掘ると「あさま砂」の堆積層が60cmくらいあります。私の子供の頃はときどき噴火して我が家の屋根が降灰で白くなったのを憶えています。

 

でも、千トン岩について聞いたことがありませんでした。

 

富岡製糸場から見える浅間山には「千トン岩」はありません。
軽井沢町から見える浅間山にも「千トン岩」はありません。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

嬬恋村から見える浅間山には「千トン岩」ははっきり見えます

 

浅間山
2018年6月撮影

 

こんなに大きな岩を浅間山の噴火で吹き上げました。もう少しで落ちてきそうですが、頑張って突っ張っています。いま見て置かないと、次の噴火では「火口に落下する」か「吹き飛ばされて粉々にらる」かわかりません。

 

 

浅間山の「千トン岩」や「ヒカリゴケ」を見に行きたいと思いませんか?

 

 

富岡製糸場から鬼押し出し園は1時間チョット

 

富岡製糸場から行くには
上信越道富岡ICで乗り、
軽井沢ICで降ります。

 

ナビの設定は
〒377-1593 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
Tel.0279-86-4141
に、設定します。

 

地図は一番下に貼りました。浅間山こちら

 

鬼押し出しに行くには
中軽井沢へバイパスで行き
中軽井沢駅前の信号を右折します。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

その後は道なりで有料道路を使い
浅間鬼押し出し園に行きます。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

有料道路は手入れが行き届いていて、いつ行っても気持ちよく走れます。

 

 

途中のビューポイントに信号があり、トイレと売店があります。とても見晴らしがいいので、皆さんが浅間山をバックに撮影をしていました。それが浅間六里ヶ原休憩所です。午後は逆光になるので午前中に撮影を済ませれるといいでしょう。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

 

鬼押し出し園 ジオパークに認定された

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

鬼押し出しといえば「鬼押出し園」です。最近では園内を周遊するガイドツアーも始まりました。溶岩の成り立ちや溶岩ドームを利用した氷室など見学してみてください。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

ときどきゴーンとぼん鐘が響きます。浅間の噴火で犠牲になられた方への鎮魂のかねです。

 

 

浅間火山博物館と浅間園がおすすめ

 

浅間山
2018年6月撮影

 

富岡市では小学校の遠足で鬼押し出園へ見学に行きました。今回紹介するのは、名前の由来になった鬼押し出園のとなり浅間火山博物館浅間園を見学されることをお勧めいたします。浅間園に行ったら、ぜひ浅間山サポーターの湯本さんの解説を聞いて下さい。「ヒカリゴケ」「ハナゴケ」「千トン岩」など、初めて見るコケなどたくさん見て触って教えていただきました。久しぶりに楽しい体験ができました。湯本さんありがとうございました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

 

サポーターの方が生の情報を教えてくれます。今咲いている花や鳴いている鳥の情報を、入り口で確認してからコースに出るとより楽しいですよ。
浅間山
2018年6月撮影

 

 

浅間園サポーターズ掲示板。忘れないようにメモして、遊歩道でもチェックできるように準備しましょう。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

花や高山植物に興味のある人は、ここでチェックして出かけます。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

富岡周辺で見られる浅間の岩とは異なり、鋭角的に岩が割れているのを見ると、噴火の様子が想像できて少し怖くなりました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

でも、コースの最初の所に芝生の広場があり、鬼押し出園を眼下に昼食を取られている団体客が居ました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

真夏は木陰が無いので近くの道路で昼食もありかな?私たちは帰り着いたとき、暑さと疲れとで道路で休憩を取りました。涼しかったです。もちろん、この区間は車の通行はありません。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

最長の溶岩コース(70分)に挑戦しました。家内が花の撮影やシャクナゲが白い色だねなどと話しているとサポーターの湯本さんに会って、それからは見るもの聞くもの初めてで、長い間嫌な顔も見せずにお付き合いいただきました。湯本さんは元先生?でしょうか?聞き洩らしました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

浅間園でヒカリゴケを見ました

 

以前、赤城山の北側にヒカリゴケの見られるところがあり行ったのですが、残念ながら光らないヒカリゴケでした。今回も光らないヒカリゴケだろうと高をくくっていましたが、1穴だけ見事に発色していました。感激です。最初に見た時はこんな感じでした。穴の中の一角に注目するとありました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

 

昆虫の蛍のように自分で光るのかと思っていました。今回はすぐにハッキリと分かりました。ヒカリゴケは周囲のコケと異なって蛍光色に光って見えました。溶岩のすき間にところどころでヒカリゴケが見られましたが、これが一番良く撮れました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

ポイント、ポイントには手作りの名前札がいっぱい付けてありました。とても優しさ、親切さが伝わってきました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

最初に出迎えてくれたのはイブキジャコウソウでした。ジャコウ草なのですが、私には良い香りはしませんでした。残念です。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

コケモモ。高山に咲く代表的な花ですね。実はジャムになります。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

ウラジロヨウラク。浅間園の遊歩道沿いによく見られます。ドウダンツツジの花と似てると家内が言ってたが、、帰宅して「浅間高原の植物」を見たらアズマツリガネツツジとも呼んでいるそうだ。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

もちろん、このような正規の案内板もたくさん設置してありました。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

ハクサンシャクナゲ。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

ピンク色のハクサンシャクナゲ?アズマシャクナゲとは別ものですね。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

浅間山の噴火により草も木も育たない土地になりました。最初に育つのは地衣類のハナゴケです。触ってみてと言われたので、おそるおそる、そおーっと触るとコケ?とても固くヘチマのスポンジ?みたいでした。撮影には失敗しましたが、行けばすぐわかると思いますので。念のため貼りました。

 

浅間山
2018年6月撮影 ピンボケです。

 

 

浅間山溶岩コースの3か所に噴火に備えて退避用のコンクリートブロックが設置してありました。浅間山は活火山で今でも注意を怠らないと思いました。それを一番感じたのは非常食レストランでした。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

本当に浅間山が噴火したらレストランが避難所になり、非常食を食べて救助が来るのを待つのか? と思いました。現実にならないことを祈ります。

 

 

浅間火山博物館を見学して、ふたたび車に乗り「鬼押し出園」を通過して、2つ目の目的地鎌原観音堂へ向かいます。

 

 

天明3年浅間山噴火 鎌原観音堂

 

生死を分けた15段の石段。鎌原観音堂下記の説明からも分かるように、高台にあった観音堂に逃げましたが、50段ある石段のうち、のこり15段の所で2人の被災者が発見されました。若い女性が年配の女性を背負っていたと考えられています(合掌)

 

浅間山
2018年6月撮影

 

 

 

群馬県指定遺跡 天明3年浅間やけ遺跡

 

50段の石段 残り15段で発見された2人の被災者。

 

浅間山
2018年6月撮影

 

説明文から引用します。

 

県指定遺跡 天明3年浅間やけ遺跡

 

(指定)昭和31年6月20日
(所在)群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原492番地

 

天明3年(1783年)浅間山の噴火は5月9日から始まったとされるが、8月3日からは一段と激しさを増し、ついに5日の午前にはクライマックスの状態に達した。午前10時30分頃、火口から吹き上げられた岩塊は、浅間山麓に落下し、付近の土石を巻き込んで雪崩のような状態で斜面を高速で流れ下った。

 

鎌原村(現嬬恋村鎌原地区)を中心とした浅間山麓の被害はこの時に発生した。災害の中心となった鎌原村は戸数100戸前後、人口570人ほどの浅間山麓の拠点的な集落であったが、村は一瞬にして埋没し、被災死亡者477人、生存者は93人とされる。観音堂とその石段。および参道入口に文化12(1815年)被災者の菩提を弔うために建立された石碑は、この災害の実証的なものである。

 

観音堂の石段は昭和54年発掘調査され、その段数は全部で50段であり、そのうち35段が埋没し、土石層の厚さは6メートル前後と判明した。なお、その際2人の被災者が発見された。

 

天明3年の浅間山の噴火は、群馬県内はもちろん全国的にも社会・経済・政治的な影響をもたらしたが、本遺跡はその象徴的なものとして重要である。

 

平成14年8月
群馬県教育委員会
嬬恋村教育委員会

 

私が昔聞いた話で誤解があるかも知れませんが、現代では忘れられている大事な話です。

 

残された人たちがどう立ち直ったか? 
妻を亡くした男は、夫を亡くした女と夫婦になり、
両親を亡くした子どもは、子どもを亡くした親の子となり、
村落いち家族として、涙をこえて生き延びてきました。

 

噴火のあった天明3(1783)年は家屋11軒、30年後の文化10(1813)年には21軒、86年後の明治2(1979)年には、ほぼ再建ができました。

 

春秋の彼岸とお盆には観音堂で「浅間山噴火大和讃」が唱えられ、被災者の鎮魂と浅間山噴火大災害を風化させない思いを込めて、鎌原地区の女性たちで唱い継がれています。

 

 

現在は高原キャベツの一大生産地です。キャベツ畑で愛をさけぶとかサイクリングロードレースなど、北軽井沢ならの立地を生かした観光にも力を注いでいます。

 

一番北は万座温泉、ここも嬬恋村です。一番南は長野県東御市との県境・湯の丸山も嬬恋村です。面積は片品村392.0Kuについで、嬬恋村336.05Kuです。とてつもなく広い村です。1日では見切れませんので温泉・貸別荘に宿泊してお楽しみください。

 

 

帰り道は鹿沢口駅から万座温泉、草津温泉、川原湯温泉や八ッ場ダム見学をして渋川ICから高速に乗るコースもあります。

 

もう一度軽井沢に戻るコースでは、白糸の滝を見て旧軽井沢で食事・ショッピングもありです。休日とくに夏休み中の休日は車も人も一杯で渋滞します。時間に余裕を持って計画してください。

 

 

帰路も軽井沢・白糸の滝経由で

 

軽井沢
2012年8月撮影

 

軽井沢方向に帰る時は
白糸の滝を経由して
旧軽井沢の雰囲気をお楽しみください。

 

 

鬼押し出し園の地図

 

 

 

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